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今日は三河きのこの会の総会。創立直後からのメンバーの割には出席率がいまいちの不良会員だが、たまには勉強もしないと全く進歩がないので珍しく出席してみた。 出席の目的はもうひとつあって、通常の議事終了後にヒイロタケ(緋色茸)を使った染色があったからだ。 きのこ染め自体は草木染めの延長線にあるので、自然教室やきのこの勉強会など色々なところで経験できる。ただ、本格的にやろうとすると様々な媒染剤(鉄、銅、アルミetc)などが必要なので、そこまで個人で用意するのはちょっと面倒臭い。今回のヒイロタケでは明礬(ミョウバン)が使用された。 ヒイロタケはどこにでもあるサルノコシカケ科の赤いきのこだが、こうやって煮出してみると色合いがなかなか魅力的。赤茶色の煮汁の中にミョウバンを加え、試しにハンカチや毛糸を入れて10分くらい煮ればできあがりだ。 この他に今日は美しい青色に染まるロクショウグサレキン(緑青腐菌)まで準備していただいたが、時間の関係でそこまで居られなかった。 話によるとヨーロッパではコツブタケもよく使うようだ。踏みつけるとコールタールのようなグレバがブチュッと出てくる、お世辞にもかわいいとは言えないきのこだが、染色に関してはこのヒイロタケより黄色味が強く出て面白いらしい。 季節が良くなったら、このコツブタケで染色にチャレンジしてきのこ染めTシャツを作っちゃうのも一興。どなたか、一緒に作ってオソロで着てみますか??
by kokusa5884
| 2008-03-30 22:08
| きのこ
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Comments(8)
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あらかし
at 2008-03-31 00:23
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染色ですか?今度ためしてみます。綺麗な色合いですね。。
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kokusa5884 at 2008-03-31 20:01
>あらかしさん
ロクショウグサレキンを使った染色は苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)などを使うため、ちょっとハードルは高めです。その代わり、美しい青色が得られますのでチャレンジする価値があるかも。。
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gon
at 2008-04-01 17:19
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3月の初旬にかみさんと里山歩きをしていたら、ヒイロタケがあり、キノコ染めに使うキノコだよと教えると、草木染に関心のある彼女は早速採り始めたので、しかたなく協力しました。やはり媒染はミョウバン。Tシャツなど綿(植物素材)を染めるには、事前に下処理が必要だそうです。毛糸や絹など動物素材はそのままでも良いそうです。もしチャレンジされるなら、かみさんに聞いておきます。
春も盛りになり、アミガサタケがあちこちで出てますね。やや朽ちかけのものも…。
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kokusa5884 at 2008-04-01 21:50
>gonさん
やはり草木染めというのは魅力があるんですね。確かに綿は染まりにくいと言っていました。見にくいですが鍋に一緒に入っているのはハンカチです。毛糸に比べて色の出方には歴然とした差がありました。 奥様にぜひコツブタケできのこ染めTシャツを作っていただけるようにお願いしたいものです。
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hosizo
at 2008-04-01 23:08
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「きのこ染め」ってのが、あるんですね。草木染は藍染も含めて古来日本のの服飾文化の一端を担ってきたという認識でしたが、きのこが染めに使われていたというのは、案外でした。思えば、煮出すと味も色も個性的、いろいろですよね。
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kokusa5884 at 2008-04-02 23:41
>hosizoさん
きのこ染めがそんなに昔からあるとは考えにくいのですが、調べたことはありません。ひょっとして先人達はやっていたのかも。。 ヒイロタケの場合でも、煮出すときには色も出ますが、ちゃんときのこらしい香りが辺りに漂いますよ。
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kokusa5884 at 2008-04-02 23:44
>海華さん
こちらこそお久しぶりです。 僕もこんなに簡単にできちゃうとは思いませんでした。ヒイロタケならその辺に結構あるし。でも、いざ探そうと思うと手近なところに無かったりして。。かっこいいTシャツができたらぜひ見せてくださいね。
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