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映画「きのこの世界」は、底冷えのする名古屋市鶴舞のKDハポン-空き地-で、撮影した石井氏から「主観的な科学映画」と、そう紹介されて始まった。 監督は来年100歳を迎えるという樋口源一郎氏。3月に東京お茶の水で全作品の映写会もあるそうだ。「きのこの世界」の制作は平成12年というから、そのときすでに95歳。記録映画として様々な賞も受賞した47分の作品は、いわき市にある石炭を含んだ断層の映像から始まる。 木材腐朽菌の繁栄で、6千万年前からはそれ以前ほど石炭が出来なくなるとともに、恐竜の絶滅した環境の急変にも、菌根菌に守られた樹木は生き延びる。オオシラビソが富士山の森林限界目指して根を伸ばしていけるのも、菌根菌のおかげだ。 登場するきのこはマツタケ、キクラゲ、シロソウメンタケ、ヒメホウキタケ、トキイロラッパタケ、カヤタケ、サンコタケ、コチャダイゴケ、ホコリタケ、キツネノタイマツ、フクロツチガキ、アミスギタケ、タマゴタケなど。 そして、シイタケの成長や、コキララタケが回転しながら柄が伸び、傘が反り返って崩れる様子などが美しい微速度撮影で紹介される。 てなことであるが、8時から9時まではこの企画を主宰したアーティストのゆる~い歌とかがあり、映画が始まったのは9時過ぎ。僕と、前日に無理に誘ったきのこ友のSANOさんを含めた15人の観客は、それまでに体が冷え切ってしまい、せっかくこのために来てくれた石井氏に質問 する気力も残らなかった。 出口で、主宰者からどうやってこのイベントがあることが分かったのかと尋ねられたが、それもそのはず、僕ら2人とその石井氏を除けば全員20歳代、きっと相当の違和感オーラを放っていたものと思う。お互い様だけど。 店を出て、今年一番のドさむい(すごく寒い)夜道を歩きながら、おじさん2人交わした会話は、「ところで僕らの前に座って、一人で映画を見てメモを取ってた美女は何者?」。。な~んだ、担子菌への進化より不思議だったのはこれだったのね。
by kokusa5884
| 2005-12-18 14:39
| きのこ
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Comments(6)
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ぽっとべりぃ
at 2005-12-18 21:20
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できれば「ゆるーい」歌抜きで観てみたいものですね。
3月の御茶ノ水は予定が合えば行けるかもしれませんが、多分自腹で出張の先乗りか(日曜の場合)、居残り(土曜の場合)になるんだろうなぁ
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もせて
at 2005-12-18 22:34
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東京では粘菌類の映画も含め、主要20作が紹介されるようなことを言ってましたよ。正式なアナウンスは1月とか。
粘菌類の映画も少し紹介されましたが、粘菌が伸びる様子の微速度撮影は相当キモイ、いえ、面白いものでした。
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HOPE
at 2005-12-19 00:04
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もせて
at 2005-12-19 22:59
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いえいえ、ゆるーい歌はともかく、映画はとっても良かったですよ。欲しい方はビデオでも出てます。3万円ですが。
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mido
at 2006-01-03 17:31
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もせて
at 2006-01-03 22:30
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midoさん、明けましておめでとうございます。
3月のお茶の水の件は年が明けてからどこかに告知されると聞きましたが、それ以上詳しいことは分かりません。。でも、有名な方らしいので検索でひっかかるのでは?
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