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光るきのこの代表格、ヤコウタケは、有難いことに岩出菌学研究所さんが数年前から栽培キットの販売を始め、目の前で光る様子が観察できるようになった。 気軽にヤコウタケの成長を楽めるようにはなったが、やはりいつかはフィールドで見てみたいという思いが高じ、金曜日に休暇を取って八丈島まで行ってきた。 事前に情報収集してはいたものの、自力で見つけられるかどうか分からなかったので、まずは八丈植物公園内の八丈ビジターセンターに展示してあるヤコウタケをチェックした。 光るきのこだけでなく、八丈島でしか見られない植物寄生菌である「ヤブニッケイもち病菌」の発生場所の方角をビジターセンターの方にお聞きして歩き始めると、わざわざ追いかけてきてくれて発生場所まで案内してくださったのだが、残念ながら、すでに老菌となって樹上に黒っぽい痕跡を残すのみであった。 ただ、その近くで、朽ちかけたビロウヤシの落ち葉をひっくり返すと、光るきのこの1種であるエナシラッシタケが点々と付着しているのが観察できた。「柄の無い」傘の部分は数ミリしかないが、特徴である網目状の管孔が老眼の目でもはっきり分かった。 初めて来た者でもヤコウタケが見つけられそうな場所としては、和泉親水公園近くにあるホタル水路だろう、とのことだったので、明るいうちに下見に行った。ここでも、散歩中の女性から、ヤコウタケの発生場所は道沿いに植えられているロベ(フェニックス・ロベレニー)の辺りということを教えていただき、ロベ林の1本から、見頃のヤコウタケを見つけることができた。 地元の料理屋さんで夕食をとってから、19時半過ぎにホタル水路を再訪すると、見つけておいたヤコウタケは驚くほど強い光を放ち、すぐ近くの地面から1株、少し離れた場所にもう1株出ていた。真っ暗な水路沿いにはホタルがふわふわと明滅し、幻想的な雰囲気をたっぷり味わえた。 本当は、滞在2日目の今日は三原山のポットホールや滝、温泉を巡るガイドツアーをお願いしてあったのだが、梅雨前線による悪天候で飛行機が欠航して帰れなくなるリスクを考慮して、光るきのこを見ただけで翌朝一番の便で帰ってきてしまった。 八丈島の絶景ポイントを味わい尽くせなかったのは少々心残りではあるが、羽田から40分ほどで、こんな豊かな自然に触れられるというのは新鮮な驚きであった。
by kokusa5884
| 2018-06-23 20:52
| きのこ
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Comments(2)
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at384 at 2018-06-23 21:29
八丈島に行かれたのですね!
やはり自然の状態で光っているのは感動が違いますよね。 また行きたくなります。
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by
kokusa5884 at 2018-06-24 20:07
こんなに簡単に行けるんだということと、この時期はこんなに飛行機の欠航が多いんだということを経験できました。
エナシラッシタケも見られてうれしかったです。本当に光るきのこの聖地ですね。
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