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欧米のきのこ図鑑を見ていると、分厚い傘と太くて短い柄を持った、コロコロしたきのこの写真がよく出ている。 日本でも、条件が整えばそういう個体に出会うこともあるが、日本人の体型とは逆に、きのこはすらりとしたものが多い気がする。 今回のヨーロッパ旅行では、自由時間が各観光地でほんのわずかしかなく、その貴重な自由時間の大半は記念写真やお土産物探しに充てられ、とてもじっくりきのこを探す余裕などない。そんな悪条件のもとでも、きのこアンテナは常に受信状態になっているので、わずかなチャンスも逃さない。 モンサンミッシェルからパリに向かう途中のドライブインで、トイレ休憩後にバスに戻り、ふと窓の下をのぞくと、芝生の上に白くうずくまるようなきのこの姿が見えた。 発車直前だったので、素早くバスを降り、きのこの横に落ちていたたばこの吸い殻を取り除き、柄の太さが分かるようにひとつだけひっくり返し、大慌てで撮ったのがこの写真。 傘が6~7センチはある立派なハラタケで、こんな状況でもなければ、食材として大喜びで持ち帰っていたことだろう。 下の写真は、スイスのインターラーケンで、フォークロアショーを見ながらの夕食に向かう際、店の目の前の大木の根元に生えていたものだ。 最初は日本でもよく見かけるコツブタケか何かだろうと思ったが、手に取ってみると、ずんぐりむっくりした短足のイグチだった。柄も傘の裏も淡い黄色で、弱い青変性(触るとそこが青く変わる)がある。こういう形のイグチを見てみたかったので、静かに感動しつつ1本だけ採って、バッグの中に忍ばせた。 そのままホテルまで持ち帰って、触ったり匂いをかいだりして楽しんだが、残念ながら、生のきのこを日本に持ち帰るわけにもいかず、部屋に残してきた。掃除の人はさぞ不審に思ったことだろう。
by kokusa5884
| 2012-07-22 20:55
| きのこ
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Comments(3)
やはり何処へ行かれても病気は治まらないようですねえ(^^)
イグチは裏が見えないのですが、短足黄色というキーワードで欧州方面ではB.radicansとか何種か似たようなのがあるようですね。スイス図鑑は高くて買えないのでcollinsのペーパーバックを見た限りですが・・・
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Commented
by
kokusa5884 at 2012-07-22 23:05
>ぽっとべりぃさん
スイス図鑑には案外イグチが少なくて、ピンとくるものがありませんでした。やはりその場で調べないと分からないものですね。
Commented
by
kokusa5884 at 2012-07-23 21:44
>ぽっとべりぃさん
B.radicansの写真を色々見ているうち、なんとなくこれだろうという気がしてきました。どうもありがとうございました。
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