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![]() 新型コロナウィルス感染症の拡大により、不要不急の外出自粛が呼びかけられている。「桜は来年も咲きます、今年は我慢して。」、というのはその通りだと思うが、田舎道を車で走れば嫌でも満開の桜が目に入ってくる。桜の名所に行けないせいか、そういう道端の桜を見歩く人の姿がいつもより多い気がする。 一日中家にいるのも息苦しいので、僕もちょっとだけ一人で近場を散歩してきた。 黄色タイプのアミガサタケは見つからなかったが、春には珍しいテングタケの仲間がひとつだけ出ていた。クロコタマゴテングタケ(黒小玉子天狗茸)だと思う。随分前に、もっと大きく傘が開いた立派な個体を見たことがある。 根元の壷がぷっくりと丸く、柄がすっと立って美しいフォルムだが、間違いなく毒きのこ。北陸のきのこ図鑑によると、無味で異臭があると記されているが、そこまでは確認してこなかった。 毒きのこのリスクは自分でいかようにも回避できるが、目に見えない未知のウィルスへの対処は困難を極める。こういう事態が起きる前にたまたま読んでいた本が「ウィルスの意味論~生命の定義を超えた存在」、感染が拡大し始めた頃に手にした本が「免疫の科学論~偶然性と複雑性のゲーム」。理数系アタマではないので、いずれも哲学系のみすず書房だが、相当手強い本。知恵熱が出そうだ。 ![]() #
by kokusa5884
| 2020-04-04 20:14
| きのこ
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![]() 彼岸花や金木犀の開花も例年より遅れ、秋のきのこの発生も2,3週間遅れていると言っているうちに11月になってしまった。 せめてナメコの群生くらいは見てみたいと思って、ブナ林帯の歩道を沢沿いに進んでいたところ、対岸の斜面に黄金色の群生を発見。前を歩くハイカーの姿が視界から消えるのを待って、沢を渡った。 傘が開ききってはいたが、ぬめりが乾いて金属のような光沢のナメコがびっしりと重なっていた。高い場所のナメコでも採れる、鎌の付いた竿を杖代わりに持ってはいたが、そんな道具も不要な低い位置にぐるりと発生していたので、ひたすらハサミでチョキチョキ。 別の場所でムキタケやチャナメツムタケ、ブナハリタケ、クリタケも少しずつ採れたので、けっこうな収穫量になった。ナメコの幼菌がびっしりと生える写真を羨ましく眺めていたが、生長したナメコもなかなかのものだ。 カシノナガキクイムシの食害で山が荒れて行くのは悲しいが、不作で欲求不満気味だったこともあり、あっさりと艶めくナメコの魅力に心を奪われてしまった。 ![]() ![]() #
by kokusa5884
| 2019-11-02 23:30
| きのこ
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Comments(4)
![]() お目当てのものは採れなかったが、中型の食べごろハナビラタケが3株まとまって採れたので良し、としよう。 長かった梅雨と低温で、きのこの出具合は芳しくない。先週末も同じようなコースをたどったが、不完全燃焼のまま、乾燥と高温の盛夏を迎えることになる。 ハナビラタケは針葉樹の香りがプンプンして、以前はあまり好きなきのこではなかったが、最近はこの香りと歯ごたえが好ましく感じ、個人的なランキングでは最上位クラスに成り上がった。 形をできるだけ残しつつ根気よく洗い続け、ようやく終わった頃には夕飯の時間になってしまった。手っ取り早く中華スープにしてみたが、シンプルで美味しい一品に仕上がった。 #
by kokusa5884
| 2019-08-03 21:14
| きのこ
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![]() これまで、東京や大阪の昆虫食イベントには何度も行ったことがあるが、地元でもセミ会が開催されるという嬉しいお知らせがあったので、週末2日にわたって参加してきた。 土曜日は鶴舞公園でセミを捕獲しようと、まだ明るい17時に集合してみたものの、今年は長雨と低温でセミの数そのものが少なく、まばらに鳴き声はしても樹上はるか高いところにいるらしく、姿さえ見られず。鶴舞公園納涼夏祭りで人出が多く、そんなところで虫網を振るって大の大人がセミを採るというのも気が引けて、明るいうちはきのこ観察に切り替えた。 このまま幼虫を見つけられずに終わる不安がよぎったが、19時を過ぎる頃、やっと地上をノソノソ歩く1匹目を見つけた。発生数が少ないなかで捕獲するのは良心が痛むという話も出ていたが、1匹また1匹と見つかるうちにそんな気持ちも吹き飛んで、単なるハンターと化してしまった。結局、3人でクマゼミ幼虫7匹、アブラゼミ幼虫11匹を捕獲した。 日曜日は朝9時半に名古屋市守山区志段味の会場に集合、東京からはるばる応援に来てくれた「NPO法人昆虫食普及ネットワーク」さんから、ジャイアントミールワーム、ヨーロッパイエコオロギ、アルゼンチンゴキブリなども提供していただき、みんなで協力してパエリア、チヂミ、アヒージョをつくった。 僕は、土曜日に別の場所で採ったフリルイグチ、ダイダイイグチ、アカヤマドリ、ヌメリコウジタケ、キクバナイグチを味見程度に提供した。いつかこうやって、昆虫食のイベントに野生のきのこも取り混ぜることで味や食感に広がりを持たせたいと思っていたが、ようやく今回実現できた。 旬のもの同士なので、取り合わせは良いに決まっているが、昆虫食に興味がある人は必ずしもきのこに興味があるわけではなく、その逆もそうなので、これまで出来そうで出来なかった。 今回の主催者は大学で生物を学んだ方で、まだ若くチャレンジ精神も好奇心も旺盛なので、これからが楽しみである。 ![]()
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by kokusa5884
| 2019-07-21 20:48
| その他
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![]() 今年の春は桜の開花以降の低温が影響して花見が長く楽しめたのはいいが、まとまった雨に恵まれず、豊川水系では4月上旬から早々と節水のPRが始まっていた。 菌糸が伸びるべき時期の乾燥はホンシメジの生長に良いわけがない。今年は不作の可能性が高い。仲間たちも、同じ予測をしながらいつもの尾根を歩いていたはずである。 先頭をきって尾根を降り、発生ポイント辺りまで来て目を凝らすと、見事な幼菌の行列が!!ちょっと興奮して仲間に声を掛けると、すぐ近くでも小さな株立ちが見つかった。 これまでも、大きく育ったホンシメジの群生に歓喜したことがあったが、これほど美しい状態のタイミングに出会えるのは奇跡に近い。この場所に来るのは年に1回だけなのだから。 発生の勢いが弱まってきている事実は受け止めつつ、来年も、その先もずっとこの場所での発生を願うばかりである。 ![]() #
by kokusa5884
| 2019-05-23 22:22
| きのこ
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Comments(2)
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