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10月の3連休は、毎年、キャンプ場イベントのきのこ狩りで先生役を仰せつかっている。何年経っても、旨いきのこにしか興味がわかないという相当怪しい先生ではあるが。。 先生役は僕だけでなく、やはりこの日を楽しみに参加しているきのこ仲間全員で対応している。 しかし、いつもなら秋のきのこの最盛期のはずが、今年は9月末までに主役級の顔ぶれが出尽くしてしまい、イベント前日の「下見」では、クリタケ、チャナメツムタケ、ムラサキシメジといった晩秋の気配漂うきのこが少量出ていただけだった。 それでも、イベント当日はこれらにムキタケも加わって、なんとか無事に参加者に振る舞われるきのこ鍋ができあがった。 鑑定会場も、おじさんと見本用の少しのきのこが並んでいるだけなのに、タニオカさんにいただいた小旗(ガーランド)のおかげでなかなか良い雰囲気になった。 一応責任は果たせて肩の荷が下りたが、気になるのは、まだこれから出る可能性のある、遅出のホンシメジやシモフリシメジのこと。ひょっとして、毎週やってきた台風に刺激され、むくむくと出始めるかもしれない。今週末か、その次か。また妄想が始まった。 #
by kokusa5884
| 2014-10-14 22:26
| きのこ
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Comments(2)
エキサイトブログの記事別アクセス数を見ると、どの記事がどの程度見られているのかが分かる。季節によって、見られる記事には一定の傾向があるような気がする。 その中で、なぜかニンギョウタケは、8年前に1度書いただけなのに、マツタケやホンシメジ、コウタケといったメジャーなきのこに負けない不動のアクセス数を誇る。今年はニンギョウタケが各地で大発生しているのかもしれない。 この写真は2週間前にスマホで撮ったもの。左側に薄く縦に走っているのが道のようになった踏み跡。ニンギョウタケの列がそこを越えて斜面下の方に伸びていっているのが分かる。その先も点々と群生を作りながら大きく弧を描いて斜面を下った後、もう一度斜面を上り、この写真の背後にまでずっとつながっている。 つまりこれは、直径数十メートルはあろうかというニンギョウタケの大菌輪の一部である。スマホの方が広角で撮れるのでスマホを使ったが、ちゃんと一眼でも撮ればよかった。 これほどの量のニンギョウタケを見たのは初めてだったが、かなり手前からニンギョウタケの匂いが周辺一帯に充満していたので、採る前から満腹になってしまい、指1本触れずにその場に残してきた。カゴに入れて持ち帰るとしたら、いったい何杯分になったことか。 ニンギョウタケには、独特の歯ごたえと樹脂のような香り、そして少々苦みがあり、好きな人にはたまらないようだ。白舞茸と呼ぶ地域もあるようだが、さすがにそれは本物の舞茸にちょっと失礼かもしれない。 2006.9.26 嫌われ者ニンギョウタケ #
by kokusa5884
| 2014-10-05 09:18
| きのこ
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Comments(2)
先週末に残してきた小さなコウタケの幼菌の生長を楽しみに、いつもの山に行ってきた。雨も降ったし、ひょっとしたら新たな発生もあるかもしれないと多少は期待していたのだが、そうは甘くなかった。 雨が降ったからといって、数日後に都合よくニョキニョキ新しいきのこが生えてくるわけではないことは分かっていたが、きのこの姿が少なかった最大の原因は、平日も含めて想像以上に山に人が入ったことだ。隅々まで歩いた跡があり、きれいさっぱり採られていた。 その後、20年来通い続けた尾根のその先のポイントを教えてもらったおかげで、コウタケやクロカワなどがそこそこ採れた。初めての場所に足を踏み入れるわくわく感も味わいつつ、カゴも少しは重くなった。 このキツネノエフデは、いつもの山の入り口で僕らを出迎えてくれたものだ。この時点までは、こういう小さなきのこも見過ごさずに写真を撮る心の余裕があった。友人に先に行ってもらい、三脚を広げ、今回新たにリュックサックにしのばせた、直射日光を避けるための白い折り畳み傘をかざして。 しかしながら、いくら装っても、満足度は正直にカゴの重さに比例するもの、である。 #
by kokusa5884
| 2014-09-28 23:01
| きのこ
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Comments(6)
今年のコウタケは、例年より1週間以上早い。 例年だと10月初旬にピークが来ることが多いので、来週あたりがその年の出具合を見るための偵察時期になっている。しかし、この夏の多雨と低温の状況から、偵察の時期を早めたところ、見事に図に当たった。 雨続きから一転して良い天気が続いたこともあり、適度に乾燥して少し小ぶりのコウタケが、斜面のそこかしこで群生していた。まだ傘の裏は白っぽく、子実層托が独特の針のような状態に成長しているものは少なかった。 松茸は採れればもちろん嬉しいが、個人的にはコウタケの方が収量もあるので満足度が高い。年によって豊作と不作がはっきりしている点も、豊作の時の喜びが倍加する要因のひとつ。 迂闊にも、予備の袋を持っていかなかったので、ひとつ目の斜面で既にきのこバッグはコウタケとシャカシメジで満杯。早めの昼食を兼ねて一旦車に戻り、再度別の斜面に向かうと、そこでもコウタケの行列を発見してしまい、またしても満杯に。 これまでも、コウタケで袋や籠がずっしり重くなることは何度かあったが、こんな中型から小型のものばかりでこれほどの大収穫は経験がない。来週もまた同じ場所に来るので、小さな芽のようなものは残してきたつもりだが、あればあるだけ持ち帰りたくなるのが人情というもの。 家で、ストックにしてある乾燥コウタケと今回のフレッシュなコウタケを使って、久しぶりにコウタケご飯でも作ろうと思ったのだが、家人は何よりコウタケのクリームパスタがご所望であった。 たっぷりのコウタケを使った、香しく濃厚なパスタは、鼻と舌から脳髄を直接刺激して止まない。 #
by kokusa5884
| 2014-09-21 22:11
| きのこ
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Comments(8)
何も、わざわざ早起きして、200キロ以上走ってミズナラ林を目指さなくても、近場で十分だったのかもしれない。 ここ数年、幸運も手伝って、9月の3連休に首尾よくマイタケが採れていた。しかしながら、今年は幼菌も、誰かが採った痕跡も見つけることが出来なかった。 僕らの行くところは誰でも入れる場所なので、競争率も高く、同じような風体のおじさんたちに何度も出くわしたのだが、そのおじさんたちも何だか目がうつろでカゴも軽そう。 たっぷり採れた時のおじさんは、どこか誇らしげだし、ちょっと挙動不審な動きをしたり、逆に向こうから声をかけてきたり、カゴの中を見せびらかしたりしてくる。今回はそんな動きが見られなかった。 マイタケだけでなく、他のきのこも極めて少ない。まともな食菌は、入り口付近で見つけた若いマスタケのみ。その後、シャカシメジが別の場所で採れたのでなんとか面目が保てたが、これではキャンプの夜恒例のきのこ鍋すら出来ない。 結局、マスタケは、飛騨名物の「鶏ちゃん」(味噌や醤油ベースのたれに漬け込んだ鶏肉)とキャベツ、崩した堅豆腐を一緒に炒めて美味しくいただいた。マスタケは北米などでは”Chicken of the Woods”と呼ばれ、好んで食べられているが、日本ではあまり人気がない。 翌日帰りがけに、やや欲求不満だったこともあって、今ならご近所の山にオオムラサキアンズタケが出ているはず、というねぎちゃんの言葉に誘われ、見つけたのがこの大群生。案内してくれたねぎちゃんも、これほどの行列を見たのは初めてだとか。 オオムラサキアンズタケは、この色、姿からは想像できないほど温和な味と柔らかな食感を持ち、少々物足らないくらいだが、逆にどんな料理にも合う。 以前は僕のご近所の山でも出ていたが、発生環境の変化(悪化)で、しばらくご無沙汰していた。もう一度、この時期の常連に加わってほしいものだ。 #
by kokusa5884
| 2014-09-15 21:29
| きのこ
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