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昨日、他の本を探しに本屋に寄ったときに、試しに「きのこ」で検索してみた。 いろんな名前がヒットしたが、目を引いたのはこの4月12日に出たばかりの「きのこ博士入門」。170頁1700円。 これまで数々きのこの図鑑を見てきたが、お子さま向けではなく、大人向けの学習用図鑑としては出色の出来だと思う。 写真は伊沢正名さんなので、長くきのこをやってきた身にとっては、どこかで見たことある写真だなあというのは多いが、ベタな写真だけでなく、生き生きとした面白い生態写真が満載され、観察眼を養うという制作者の熱意がひしひしと伝わってくる。これを隅から隅まで眺めれば、「きのこ博士」になれること請け合いだ。 普通、きのこの本は秋に出ることが多く、春にそういう本のコーナーに足を運ぶことは少なかったので、見事に裏をかかれた形だ。表紙はイマイチだが、きのこ年度2006年の劈頭を飾るにふさわしい好著であるとともに、これからきのこを始めようとする人にはぜひお勧めしたい本だ。(もちろん、ベテランの人も相当楽しめますよ)
by kokusa5884
| 2006-04-21 22:56
| きのこ
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Comments(4)
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ぽっとべりぃ
at 2006-04-22 08:02
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うーん、釣られそうだなぁ
確かにこの時期の刊行ってのは、きのこに対する認識が変わってきたのかも? 私は料理本・家庭本のコーナーもよくチェックしてます。結構きのこ・山菜関連のムックが多いので。
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kokusa5884 at 2006-04-22 09:24
「入門」と書いてありますが、これが入門レベルなら、僕なんかまだ全然入門レベルが卒業できてません。こんな楽しい入門レベルなら、ずーっとこのまま入門レベルでいいとも思います。
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Yuuko
at 2006-04-23 10:52
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こんにちは。良い本を紹介してくださりありがとうございます。根田仁さんといえば「きのこ博物館」を書かれたひとですね。今度本屋さんで見てみます♪ ところで今日は北海道の山奥でさえも暖かくて良い日です。さっき散歩してて道端の切り株にエノキが出てるのを発見!やったぁー!でした。毎年この雪解けの時期、雪の下から顔を出した切り株に出ているので楽しみなんですよ。今年一番のきのこで~す。ハルシメジ今年こそは会いたいです。
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もせて
at 2006-04-23 14:50
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今年1番のきのこ発見、良かったですねえ。
僕も「きのこ博士入門」を見ていたら、今シーズンへのいろいろ期待が膨らんできました。春に新刊、というのはいいかもね。
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