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八ツ面山中腹にある久麻久(くまく)神社は、いかにも古い音に漢字を当てたような語感がある。 雲母(きらら)が朝廷に献上されたとされる和銅年間より前、大宝年間(701年~704年)に神社が創祠されたとされているが、確かなことは分からない。本殿は室町時代に造立され、国の重要文化財に指定されている。 この辺りは、崇神天皇のころ(3世紀~4世紀)、丹後国与謝の里から久麻久連(くまくむらじ)が移り住んだという伝承もあり、久麻久神社はその産土神(うぶすながみ:土地の守護神)であると言われている。勝手な連想だが、八ツ面山のふもとの「熊子山」「熊味町」という地名に残された「くま」(「こま」)という音からは、韓半島の気配を色濃く感じる。 シイなどが鬱蒼と茂って薄暗い神社には、散歩のついでにお参りに来る人が絶えない。そんな場所を何かを探すようにうろついていると不審に思われるので、市から頂いた「調査中」の赤い腕章を巻くことにした。 探していたのは、この時期シイの巨木に出るカンゾウタケ。よりによって、御神木の「連理の枝のシイ」の根元で見つかった。連理というのは、枝が別の幹とつながって木目が通じ合っていることをいい、その姿から夫婦や男女の仲睦まじいことに例えられる。 上の写真は神社の入り口近くでその後見つけたもう少し若い個体で、下の少し傷がついて退色しかかったものが御神木に付いていたもの。腕章があるのをいいことに、柵をまたいで写真を撮らせていただいた。 カンゾウタケは名前の通りの色形であるうえ、切ると断面に筋模様が入るので、まさに生肉そっくり。肉のように美味しいといいのだが、きのこには珍しく酸っぱい味。 本当は、採ってきて断面を写真に撮りたかったのだが、御神木から出ているので、さすがに採るのは止めてきた。
by kokusa5884
| 2015-05-02 21:02
| きのこ
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Comments(4)
もう出ていましたか、何か早いなぁ
何故か梅雨時のキノコっていう頭があるんですね、 こちらもチェックに行ってきます。
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by
kokusa5884 at 2015-05-02 21:55
>ぽっとべりぃさん
そうですね、ちょっと早いかもしれません。このところの晴天で、早めに出てきたカンゾウタケは乾燥が進んでしまったかも。
Commented
by
gorosuke
at 2015-05-02 23:38
x
>腕章
私も地元自治体から貰って重宝しています。不審者と思われて警察に通報された方を何人か知っています。
Commented
by
kokusa5884 at 2015-05-03 07:57
>gorosukeさん
腕章のほかに、調査中と大書した、車の中に置くA4サイズの透明ケースもいただきました。駐車違反には効果が無いようですが。。
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